1/12可動素体関連 組み立てガイド

「1/12 手首セット 」
「1/12 可動素体 S」

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角谷杏B     


「 1/12 手首セット 」
・ベルグ注型
・成型色〜フィギュア肌色・白・黒の他、武装神姫に近づけた肌3色


「1/12 可動素体」や「 角谷 杏B 」等のボールジョイント受け軸方式対応の1/12手首です

A〜「グー」「パー」
B〜「ピース、3φ丸棒持ち可動(左)」「指差し、干し芋持ち(右)」
C〜「カード持ち(左)」「サムズアップ右)」「仕草1」
D〜「チョップ」「3φ丸棒持ち(2o軸)」

ボール軸は原型段階からややキツめにしてある事や成型誤差、
またボールジョイント受け軸が固い場合もますので

取り付け前にヤスリ等で整形・調整してください。



〜市販のアクションフィギュアへも小改造で取り付けられます

<丸棒軸接続タイプへの対応方法>
 
球体部分をカットした後で2o強の穴を開け、付属の丸棒を接着します。
尚、接続軸はやや太めになっているので受け軸径に合わせてヤスってください。
figma軸なら2o
武装神姫軸ならやや太めの2.1oなので
どちらかに統一する必要があります。

強度的には金属線に交換しても良いでしょう。


<可動タイプ(Bセット)の組み立て方>
 
付属丸棒の球体部分を挟み込んで接着します。
この際、球体部分に接着剤が付かないよう注意が必要です。
(ユルみ対処には水で薄めた木工用ボンドを使って下さい)

<使用作例>


開き手(Aセット)


3φ支持可動タイプ&ピース(Bセット)


指差し&干し芋(Bセット)


親指立て&カード持ち(Cセット)


仕草1(Cセット)


3φ支持(Dセット)



1/12 可動素体」

左が簡易版で右が拡張版です
頭部・手首は付属しません


上が簡易版で下が拡張版です

<イエローサブマリン関節技> 
球体ジョイントスリム×2
ボールジョイント【リミテッド】×1
<ボークス造型村 MM-UNIT>
MM-UNIT「PC-C」(本体内部なので肌でも黒でも可)×1
が必要です
(色はそれぞれ成型色に合わせてください)


WEB通販サイト
<イエローサブマリン関節技>
<ボークス造型村 MM-UNIT>
「ユニット」で検索して2ページ目
PC-C
PC-D




まずは可動フィギュアGKの基礎のおさらい

・ジョイントの末端をシアノンで太らせておくと外れにくくなります。
・市販ジョイントにも多少の精度のバラ付きがあります。
一概に「3ミリ」と言っても2.9〜3.1くらいの誤差は生じます。
・関節の緩みは水で溶いた木工用ボンド流し込みで結構対処出来ます。



「首」で囲ってある位置のランナーとモモ内部に5φパイプを使います。
ランナー外周の3φ部分は腕内部ボールの粘りに使います。

首スイング可動に粘りを出す為にポリパーツを仕込みます。
 
首パーツ底面突起を抉ってポリランナを差し込みます。
少し頭が出る程度で角はカットします。


5ミリボール4個を3φドリルで貫通させます。
片面が削ってあってより小さい方が腕用です。
(腕用は肩幅を狭める為に小さくなっています)



かなり硬くて加工しづらいのですが4個のボールパーツは
球体ジョイントスリムに付属している5ミリボールを使った方が動きに粘りが出ます。



まず始めに簡易版のボディ構造から説明します。。

ポリランナーを4ミリにカットして腕ボールのストッパーにします。
(肩可動の粘りになるので多少キツめにセットしてください)
脚用には球体ジョイントスリム軸ズレタイプを内側からセットします(フタが内側を向くように)。
ボディを張り合わせる際にボール等の可動部に接着剤が付かないよう注意が必要です。


足回りの組み立てに移ります。

ボールジョイント受け軸のエッジを軽く落としておきます。
削り過ぎると破損の原因になるので慎重に。



「5ミリボール」「ボールジョイント受け軸」「5φポリパイプ」を繋げて「モモ」「ヒザ」を通します。


球体ジョイントスリム軸ズレタイプでヒザを接続し
足首は球体ジョイントスリム
♂のみを嵌めてフタをします。



フトモモロール軸断面には「後方に縦線」「外側に●」の刻印がありますので
これで左右パーツを確認してください。



腕の組み立てに移ります。

ヒジ位置はやや大きい方が外側になります(これは右腕です)。


手首とヒジのジョイント軸方向の断面図です。
真っ直ぐではなくこのように角度が付きます。


肩付け根には球体ジョイントスリム♂のみを嵌めてフタをします。
肩パーツの後方へはジョイントを隠すカバーパーツを接着します。
ヒジは球体ジョイントスリムで繋ぎます。
上腕側はジョイント軸を短めにカットしておきます。



肩幅を詰める為にジョイント軸は短めにカットしておきます。
(ボディ内部ボールとジョイント球体の距離が近いほど良いです)


手首は別売りの「手首セット」をボールジョイントで接続するか
市販アクションフィギュアの手首を挿してください


<使用作例>




簡易版は脚が90度まで曲がります。









続いて<拡張版>の説明です

ボディの構造が異なるだけで手足は全く同じです。


首・腕のポリパーツ仕込みは簡易版と同じ要領で。
ここでまず上半身パーツを接着します。


ここから拡張版のキモである「股関節引き出し構造」の説明になります。
簡易版では股間ジョイントはボディ内部に閉じ込める方式でしたが、
拡張版ではここへ引き出し構造を仕込んで可動域を広げます。

まずはパーツ穴内部のバリをキレイに整形しておいてください。
ジョイント自体の精度も影響しますのでバリがある場合、こちらも整形しておきます。
それでも通らない場合はジョイントが通るギリギリまで穴内部を削って拡張してください。
(通す際に軽く引っ掛かるくらいがベターです。)

 
3φポリランナーを6.5oにカットして横に2段配置します。
(誤差もあるので長めに切り出しておいて徐々に調整してください)
両ジョイントが粘りのあるスライドをするようにかなりキツ目が良いでしょう。


ここまで引き出しても抜け落ちない保持力が確認出来たらボディを接着します。


上半身と下半身の継ぎ目の段差を整形してください。

あと、脚接続のボールはこの股関節ジョイント側へ
球体ジョイントスリムに付属している5ミリボール」を無加工で接着してください。


足はここまで上がるようになります。


拡張版はこのように股関節の着脱が可能です。


内部ポリキャップごとの交換となりますが
「角谷杏B」のロール軸分割の無いフトモモも付けられます。


<新型股関節>組み立て説明
保持力はあるものの割れ易いボールジョイントをキャストパーツに交換します。
その分、保持力は下がりますので好みの方を選択してください。

 
パーツ貼り合せ後にボール受け部に3ミリ穴を空け、
そこへ3ミリポリランナーを差し込みます。


接続穴のサイズにより後ハメが可能なので、
木工ボンド塗布のメンテナンスを行います。


 
フトモモ側へジョイントランナーを接着し、5φポリパイプを嵌めます。





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