ガルパン関連 組み立てガイド
1/12 「 角谷 杏B 」
「さおりん」&「可動会長」ギャラリー→figuephoto
<イエローサブマリン関節技>
■球体ジョイントスリム「肌」「白」「ダークグレイ」×各1
■球体ジョイント「白」×1
■ボールジョイント【リミテッド】 「フレッシュ」「ホワイト」×各1
(入手困難な場合「クリア」で代用してください)
<ボークス造型村 MM-UNIT>
■「PC-C 肌」(本体内部なので黒でも可)×1
■「PC-D 肌」×1
<ウェーブ Be-J>
■BJ-03×1
が別途必要です
(選択する可動構造の違いにより変化する場合がありますので事前チェックを万全に!)
WEB通販サイト
→<イエローサブマリン関節技>
→<ボークス造型村 MM-UNIT>
「ユニット」で検索して2ページ目
PC-C(1枚で4体分作れます)
PC-D(1枚で2体分作れます)
→<ウェーブ Be-J>
TF有明11及び神戸6で販売したバージョンには
微改修がありますので引き続きこちらを御参照ください
→製作ガイド
まずは可動フィギュアGKの基礎のおさらい
・ジョイントの末端をシアノンで太らせておくと外れにくくなります。
・市販ジョイントにも多少の精度のバラ付きがあります。
一概に「3ミリ」と言っても2.9〜3.1くらいの誤差は生じます。
・関節の緩みは水で溶いた木工用ボンド流し込みで結構対処出来ます。
では製作です
「手首・首」で囲ってある位置の4φパイプ&2φランナーとモモ内部に5φパイプを使います。
ランナー外周の3φ部分は腕内部ボールの粘りに使います。
首パーツ底面突起を抉って2φポリランナーを差し込みます。
少し頭が出る程度で角はカットします。
(首スイング自体は20度程度です)
5ミリボール4個を3φドリルで貫通させます。
かなり硬くて加工しづらいのですが4個のボールパーツは
球体ジョイントスリムに付属している5ミリボールを使った方が動きに粘りが出ます。
3φポリランナーを4ミリにカットして腕ボールのストッパーにします。
(肩可動の粘りになるので多少キツめにセットしてください)
ボディを張り合わせる際にボールに接着剤が付かないよう注意が必要です。
ボールと本体の接触部で水で溶いた木工用ボンドを塗っておくとユルみ対策になります。
エリパーツの裏側から緑の小片パーツを接着します。
首スイングの粘りを十分確認してから
リボンを(接着せず)挟み込んでエリをボディに接着します。
球体ジョイントスリムのフタを嵌めずにその穴をダボに合わせて取り付けます。
この際にジョイントとパーツの接触面に水で溶いた木工用ボンドを塗っておくとユルみ対策になります。
(組み立て後の流し込みも可能です)
股関節ジョイントにテンションを掛ける為に3ミリ穴を開け
ポリランナーを仕込みます。
ボールジョイント受け軸を介して「ボディ」-「スカート」-「下半身」を接続します。
スカート内径が引っ掛かるので削り込んで
画像位置まで下がるように調整してください。
頭部〜首の接続用ジョイントは「スリムジョイント」のボール+ランナーで代用出来ます。
頭部内に仕込む用の「PC-D」5φボールジョイント受け軸を加工します。
上部を横軸の高さでカットし、前方を1o、後方を2o残して短くします。
このままでは受け軸がキツ過ぎるので後方位置で切込みを入れます。
加工したジョイント受け軸に頭部パーツを取り付けます。
後ろ髪パーツのダボ穴にジョイント受け軸を収めててからカオパーツを嵌めます。〜@A
最後に顔の上面にあるダボを押し込みます。〜B
表情差分の交換はこの逆の手順で行います。
ツインテ可動用のボールジョイント受け軸[BJ-03]を加工します。
3方に出ている軸を全てカットします。
画像で僅かに残っている分は取り付け時のツマミ用です。
後頭部内にジョイントを納めた後にパテ・接着剤等で位置を固定します。
腕パーツの組み立てに移ります。
これは2o丸棒軸の手首を取り付けるタイプの上腕です。
(袖内部にはL・Rの刻印があります。)
「PC-C」4φポリパイプを4ミリにカットして袖の内部に納めます。
分割袖を接着後にドリルで穴を深くしておきます。
figma軸なら2o
武装神姫軸ならやや太めの2.1oなので
どちらかに統一する必要があります。
肩を「球体ジョイント白」
ヒジを「球体ジョイントスリム白」
で接続します。
ボールジョイント軸方式の手首パーツ(別売り)を使う場合は
「ボールジョイント受け軸白」を袖内部に納めて接続します。
ソデ関節の選択肢として3つ目のパターンです。
割れにくくて粘りのあるポリ製ボールジョイント
〜WAVEボールジョイント「BJ−03」を仕込みます。
但しこのジョイントは黒しかなく違和感があるのでフタをして隠します。
版権プレートから内径サイズのリングを切り出し接着してください。
軸接続タイプのソデ内部に仕込む場合は少し広めに抉って収納します。
足回りの組み立てに移ります。
ボールジョイント受け軸のエッジを軽く落としておきます。
削り過ぎると破損の原因になるので慎重に。
フトモモ内部に納めるポリパーツ「PC-C」を加工します。
5φポリパイプを半分にカットし、これをBJ受け軸に通します。
「5ミリボール」-「ボールジョイント受け軸」-「ポリパイプ」を太もも内部に納めます。
ヒザは「球体ジョイントスリム軸ずれ肌」
足首は「球体ジョイントスリム黒」
で接続します。
(どちらもフタパーツが内側に来る配置が見栄えが良いでしょう)
ボールジョイント受け軸がキツ過ぎてレジンのボールが変形・破損する場合がありますのでその対処法を。
スリムジョイント付属のボールを貫通させられない場合です。
股関節のジョイント軸を1.5ミリほどカットして「球体ジョイントスリム」付属の5ミリボールを接着します。
ボールがレジンより丈夫になる事で破損しにくくなります。
接着前には可動域の確認(座りポーズが出来るよう)を十分に行ってください。
前髪パーツの着脱がユルい場合の対処法です
前髪後方から出ているベロに穴を開け、頭がほんの少し出るようにポリランナーを通します。
ボディに頭部、手足を接続して(接着しません)完成です。
肩-ボディへの接続軸は短くカットして肩幅を詰めます。
(ボディ内部ボールとジョイント球体の距離が近いほど良いです)
お座りポーズ時は専用のスカートに換装します。
設定身長142を「髪の頂上までの高さ」と解釈するとやや大きく、
そのせいでfigmaと並べた時に身長差が無く不自然に見えます。
そこで目立たない位置、かつお手軽に改修する方法です。
足首下端から2ミリ〜6ミリまでの位置を4ミリ分詰めます。
後にソックスの黒を塗るので目立ちません。
再接着後に整形してください。
これで髪のトップまでで142センチ換算(1/12で118ミリ)となります
<「可動素体S」との組み合わせ作例>
内部ポリキャップごとの交換となりますが
「角谷杏B」〜ロール軸分割の無いフトモモ
「可動素体S」〜ロール軸分割アリ
はほぼ同寸なのでのどちらでも使えます。
ちなみにフトモモ以外は可動素体の方がサイズ小さめです。
「 1/12 手首セット 」
・ベルグ注型
・成型色〜フィギュア肌色・白・黒の他、武装神姫に近づけた肌3色
こちらの「手首セット」は通販が可能です。
「杏B」対応カラーは「肌6」でお問い合わせください。
→seidou♪bronzecircus.jp
(♪を@へ変更して下さい)
「1/12 可動素体」や「 角谷 杏B 」等のボールジョイント受け軸方式対応の1/12手首です
A〜「グー」「パー」
B〜「ピース、3φ丸棒持ち可動(左)」「指差し、干し芋持ち(右)」
C〜「カード持ち(左)」「サムズアップ右)」「仕草1」
D〜「チョップ」「3φ丸棒持ち(2o軸)」
■ボール軸は原型段階からややキツめにしてある事や成型誤差、
またボールジョイント受け軸が固い場合もますので
取り付け前にヤスリ等で整形・調整してください。
〜市販のアクションフィギュアへも小改造で取り付けられます
<丸棒軸接続タイプへの対応方法>
球体部分をカットした後で2o強の穴を開け、付属の丸棒を接着します。
尚、接続軸はやや太めになっているので受け軸径に合わせてヤスってください。
(figma軸なら2o
武装神姫軸ならやや太めの2.1oなので
どちらかに統一する必要があります。)
強度的には金属線に交換しても良いでしょう。
<可動タイプ(Bセット)の組み立て方>
付属丸棒の球体部分を挟み込んで接着します。
この際、球体部分に接着剤が付かないよう注意が必要です。
(ユルみ対処には水で薄めた木工用ボンドを使って下さい)