「沙都子・可動版」 製作ガイド

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<簡易塗装例>






<組み立てガイド>



パーツリスト〜5色全29パーツ
・顔は4個
・右手首3個(握り手、平手、2φ穴あけ用)
・左手首2個(握り手、平手)
・股関節2種選択式


キットとは別に以下のものが必要です。

・イエローサブマリン関節技ボールジョイント×1
・イエローサブマリン関節技球体ジョイント(ライトフレッシュ)×1(白)×1(黒)×2
・イエローサブマリンフレキシブルパイプ() 小大×各1

・ボークス造型村ポリキャップ「MM-UNIT PC-C」×1
・ウェーブ B・ジョイント「BJ-05」×1



<はじめに>



ジョイント曲げ方向の余白は削っておきましょう。
あと、ほとんどの箇所で軸は短くカットしないとパーツ内に収まりません。



<ボディ>



PCパーツを円筒形に切り出し、3/4の長さにカットします。



これをボディ内部に納め、張り合わせます。

 

首パーツの中心部分を通して球体ジョイントの軸を挿すので
PCパーツを軽く削る程度に穴を深くしておくと首接続の強度が上がります。

胸の穴は襟パーツとボール接続するのでやや上方に穴を拡げて下さい。




この穴にフレキシブルパイプ・小を薄くスライスしたものを嵌めます。
(1ランナーに2つ付いているエンドパーツを使っても可。)



スカートは上から被せるようにして嵌めます。
赤丸部分にある凹みでパチンと収めてください。
これによりスカートが前後に動くようになります。






襟が上手く付けられない時は、先に襟側へフレキシブルパイプを嵌めた状態から
試してください。
この部分の可動はほんの少しグラつけば良い程度なので引っ掛かっていれば十分です。

仮組み段階で難しいと感じたならば、首パーツの接着をエリ取り付けの後にしましょう。

襟を取り付けるのは本体にスカートを嵌めてからです。


<下半身〜脚>



これは可動のスムーズなAタイプです。
足付け根とオシリの上方の凹み穴を3ミリで貫通させます。




AタイプはPC製のボールジョイントを使います。



半球状の受け側のに2本のピンが出ているので右のように切ってしまいます。




これを足付け根の凹みに収めます。
後方に飛び出した軸はカットしてください。







足付け根と足首は真っ直ぐに穴を空けますが、
ヒザ接続部分はこのようにナナメに軸穴を空けます。



足首は靴底に穴が開くギリギリまで深く掘って下さい。
それでも尚、ジョイント軸は短くカットする必要があります。



ヒザジョイントがナナメに刺さっているので
このようにヒザを深く曲げることが出来ます。



上半身〜下半身はボールジョイント・中にて接続します。

受け軸が嵌めづらい時は内部の引っ掛かりを削ってください。
ここは本来、ボディ貼り合わせ時に組み込む仕様でしたが、
破損時のメンテナンスを考えると後から付けるようにした方が良いようです。


<頭部>





前髪の凹み穴には3ミリABSランナーを接着します。
後ろ髪の2つの穴にはPCパーツを半分の長さにカットしたものを
それぞれ嵌めます。



後ろ髪上の穴はカオを挟み込んで前髪と接続、
下の穴には首に挿した球体ジョイントが嵌ります。
首の軸をシアノン等で太らせておくと頭の左右グラつきをを防げます。


<腕>



手首には2ミリ、ヒジには3ミリの穴を空けます。
手首の交換はボール部分で行いますが、
頻繁に交換するならばユルみ防止で軸根元部分からの交換法をどうぞ。



手首に挿すフレキシブルパイプ軸は上のエンドパーツが長くて作業し易いのですが、
1ランナーに2本しか付いていないので、
切り出しを工夫してシアノン等で補強すれば代用出来ます。



 

二の腕に収めるPCパーツは3/4よりやや短め。
作例では7ミリにカットしています。
(肩パーツに収めた状態で露出部分が4ミリ)
一度嵌めこむと外すのが大変なので注意!
長めに切り出しておいて、あとから調整しましょう。




PCパーツ内径と球体ジョイントは干渉して深く挿せないので
内部を皿状に抉ってから挿します。
ポリパーツは粘りがあるので、メスでカットしてから
リューターで軽くヤスると良いでしょう。



握り手には2φの棒を持たせられるバージョンがあります。
ドリルで開口して使ってください。



ボディに下半身、スカート、エリ、腕、頭と、下から順に組み立てたら完成です。
接着箇所は
・ボディ前〜後
・首〜ボディ
・後ろ髪〜髪パーツ・小

の3点のみで、他は組み立て後もバラせます。







追加工作例



手首は甲側へはあまり曲げられませんが(右)、
スリットを軸径分拡げてやれば出来なくはありません(左)。
但し、
保持力が弱まって外れ易くもなりますので、あくまで自己責任で加工してください。




右手〜ノーマル  左手〜加工後

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